確かにそうですね

高校の頃最後まで好きだった人が大学で今入ってるサークルっぽい何かのアカウントを見つけて、写真を見るとあ〜〜〜〜〜〜ってうれしくて切なくて、胸が痛い。久々に友達と約束して会ったけど、噛み合わない話を続けるうちにこの関係ももう限界だろう、とハッキリ思ってしまった。予定もなく歩いていると銀杏のTシャツを着てる人がたくさんいて、調べるとその日が大阪公演だった。働かずに自分は何してるんだろう、誰からも愛されずに死ぬかもしれないとなんとなく思った。印刷会社の面接に受かったけどなぜだか行かなかった。負債が増え続ける。アレルギーも増えた。ケータイの調子が悪い。顔中の出来物が全然治らない。世の中で飲み会が復活したんだろうけど、毎朝外から誰かの吐く声が聞こえてくる。養成所が近いってだけでなんとなく住み始めた街に養成所を辞めた今苦しめられる。なんにも想像通りには進まずに1年7ヶ月が経とうとしている。冬が近づくと、昔好きだった英語の先生が「寒い さみしい お腹すいた が揃ったら人は死にたくなっちゃうらしい」と言ってたのを思い出す。確かにそうですねと思う。でもそういう小さい思い出に救われて、ひとりきりで生き延びている。

働け!

最近嫌だなと思ったこと、この世には手に匂いのつく食べ物が多い、有人レジは買う物を1つひとつ見られる感じがつらい、昼から夕方にかけて部屋に差し込む日光(働け)、8時間くらいしんどめの夢を立て続けに見た(働け)、久々に友達とラインをすると自分だけ返信がとんでもなく早い(働け)。最近良いなと思ったこと、よく暴れてた頃の有吉さん、あえて格安ケータイのスピーカーで聴く銀杏、マックの華奢な店員さん、スーパーのベーコンエピとめんたいフランス。お金がなくて、2年くらいめちゃくちゃ弾いてたアコギを手放した。どこで立ち止まっていても人生は自分の気持ち次第でそれなりに上手くいくような気がしてたけど、誰にお願いしたって自分の気持ちなんて全然関係なく状況は悪い方悪い方へ流れていくんだなと思う。今朝ようやく昼夜 逆転が1周して元に戻った。

ついに

働かずに150日くらい経つ。その間の日記を見返すと、それを言葉にしたりしなかったりはしつつも字が綺麗になったり汚くなったりしていて、あー変わろうとはしてたんだなと分かる。大抵は何時に起きて何食べて何見たかなんだけど、面接に行って落ちたり、行かなかったり、イライラしたり救われたりどうでもよくなったりしながら結局は何も成し遂げずにここまで来てんだなとも分かる。思い通りにしたい事は、どうもそれだけ強く思わないといけないらしい。高校生の時最後までした恋に、そういうものだと察しながらまだ執着している。150連休があると人間なぁ〜んにも出来なくなるので、自分が明日の面接に行けるのかさえ分からない。

さよなら10代

あーもう20歳なんだなって思ってる。近所でごぶごぶのロケをやってた事実に嬉しくなりながら成人した。今のところエアコンが壊れてて布団はダニまみれで全部の排水口から異臭がする。お金がない。ひとり。結局どうしようもない10代だった気がする。これからどうやって生きていこう。このままじゃ本当に良くないと思う。なんとなく分かってるのに行動しないことも多い。20歳早々知りたくなかった事を知る。あ〜〜もうあ〜〜〜〜もうあ〜〜〜もうあ〜〜〜〜〜〜もうあ〜〜〜〜〜〜もうあ〜〜〜〜〜〜〜〜もうあ〜〜〜〜もうあ〜〜〜〜〜もうあ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

昨日

生まれて初めて女性と2人で食事をした。インターネットで出会ったから向こうは自分をちゃらついた男だと思ってたらしくて、ずっと変な空気だった。どんなに無理をしても瞬時にちゃらつけなくて、申し訳なかった。緊張で汗が止まらない、ホットサンドもレモンスカッシュも口に入らない、入っても味がしないから喉を通らない、通っても消化されてる感じがしない、結局トイレで吐いてしまう、その緊張を笑い話にも出来ない、店員さんを呼んだり注文を言ったりも相手に任せて、お会計も全額その人が払った。まず15分遅刻して、おすすめのお店を訊かれても答えられなかった。これが自分の想定とか理想から予想外とか現実までの差分なんだと感じた。誘ってくれたのに、あの全部の時空をどう思ったんだろう。凄く色々奪った気がする。帰って奇声を上げながら項垂れて、それでも宮下草薙のラジオを聞けば笑えた。借金が200万あろうが、バイトを2日目の昼休憩で飛ぼうが、中川家のコントを見れば笑えた。

許されたい

昨日の夜中久しぶりに吐いた。原因が分からないけど、ちゃんと生きようととにかく思った。高校生にもなって廊下で先生に怒られて泣いたり、スピーチや1人コントでスベり散らかしたり、昔からそういう事があるとその瞬間その瞬間でだるま落としみたいに、自信とか自尊心とか、他人と自分の人生を交差させてもいいと思える気持ちが飛んでいく。年末はカネコアヤノのライブを見に行った。最近ヤクルトにハマってるとのこと。スーパーが改装中なのでコンビニに行ってて、楽しいおにぎりが色々あるし、金髪の店員さんがせつなくて良い。そして1月半ばでバイトを鮮やかに飛んだ。時々発狂しながら帰ってたので許されたい。小さくてもいいから死ねない理由を沢山作らないと、生きていけない。

その縁は腱鞘炎

ラベル剥がしのバイトを始めた。帰るとエレベーターが点検中で、階段はまだ使った事が無くて怖いので商店街を歩きに行った。劇場がある方向にいつも歩くけど、養成所を辞めてから大きい交差点を越えられない。その交差点で友達の声が聞こえたけど、追い越されるのを待ったら違う人だった。いつもより2本奥の道で帰ろうとしたら迷子になった。仲の良かった人や気になっていた人にもう二度と会えない気がしてくるから、自分の思うより世界が広いと、かなしい。