生きていてください

中学生の頃アイドルについてツイートしてたアカウントを思い出して、6年ぶりにログインしてツイートを1つひとつ消しながら読んでる。とても自分が考えたとは思えないような文章と気持ち悪い立ち振る舞いだけど、自分を大きく見せようと嘘をついたり、あかるい善人を演じたり、結果つじつまが合ってなかったり空回ってたりしてるのは実生活の今とほとんど変わらない。当時繋がってた人たちの写真を見つけて、こんなアカウントとやりとりしてくれてた事とかそんなアカウントから一方的に関係を絶った事とかを考えながらツイートを1つひとつ消す。こんなアカウントなりに今頃どうしてるんだろうとかも思う。インターネット上だけの繋がりは悲しくなるほど脆い。よく見に向かうアカウントに1ヶ月近く動きがないと気が気じゃなくなる。1人は何年か前からツイートが好きでつらくなると遡ってただ読んでた人で、今いいねも何も動いてない。インターネットに疲れちゃってるだけと信じながら、生きていますかと思う。もう1人は高校の時最後まで恋をしてた人で、ほぼ毎日インスタでその人のアカウントを見に向かう。非公開でフォロー承認もされてないからフォローフォロワーの数が増えることでしか、生きているんですねとなれない。こちらを承認なんてしなくていいから、生きていてくださいと思う。思うしか出来ない。2年かかって今ようやく自分に合うバイトを続けられてる。合うというか合わせるのがそこまで苦しくないだけで、虚しくなったり切なくなったりは全然する。それでも働いて生きていく。生きていくしか出来ない。