確かにそうですね

高校の頃最後まで好きだった人が大学で今入ってるサークルっぽい何かのアカウントを見つけて、写真を見るとあ〜〜〜〜〜〜ってうれしくて切なくて、胸が痛い。久々に友達と約束して会ったけど、噛み合わない話を続けるうちにこの関係ももう限界だろう、とハッキリ思ってしまった。予定もなく歩いていると銀杏のTシャツを着てる人がたくさんいて、調べるとその日が大阪公演だった。働かずに自分は何してるんだろう、誰からも愛されずに死ぬかもしれないとなんとなく思った。印刷会社の面接に受かったけどなぜだか行かなかった。負債が増え続ける。アレルギーも増えた。ケータイの調子が悪い。顔中の出来物が全然治らない。世の中で飲み会が復活したんだろうけど、毎朝外から誰かの吐く声が聞こえてくる。養成所が近いってだけでなんとなく住み始めた街に養成所を辞めた今苦しめられる。なんにも想像通りには進まずに1年7ヶ月が経とうとしている。冬が近づくと、昔好きだった英語の先生が「寒い さみしい お腹すいた が揃ったら人は死にたくなっちゃうらしい」と言ってたのを思い出す。確かにそうですねと思う。でもそういう小さい思い出に救われて、ひとりきりで生き延びている。